現在、起業家を目指す人々が注目するエリアが

「仙台」だということをご存知でしょうか?

地元の若者の流出に歯止めをかけたい同市では、

企業の就職よりも自らのビジネスを立ち上げる

起業家志望の若い世代を支援するため

「日本一起業しやすいまち」を

スローガンに掲げてきました。

しかし、震災の影響もあり、なかなか地元から

名乗りを上げる起業家が見つからないことが悩みでした。

そこで仙台では早い段階から、

起業に関心を持ってもらえるよう

小中高校生向けの起業スクールや、

女性起業家や社会起業家の手厚い支援など、

行政挙げて多方向からのバックアップを行っています。今回は、

仙台が取り組む未来の起業家の掘り起こしと、

既存起業家たちへの支援など、

仙台の取り組みについてご紹介します。

なぜ今「起業特区・仙台」なのか?

仙台市では、東日本大震災を経験したことを契機とした、

震災復興ほか社会貢献のための社会起業家や、

ハンドメイド作家や地元の名産を扱う物販などの

女性起業家が一気に増加しました。

その陰には国家戦略特区として、起業家支援を掲げている

仙台市の行政の努力がありました。

 

ここがすごい!仙台の起業家支援

起業家を目指している人たち、また

事業のスタートアップ時期にいる人たちにとって、

起業時に必要な手続きへの対処は大きな関門です。

ほとんどの会社員が確定申告すら体験することのない

わが国では、起業家を目指してから、はじめて

「青色申告」のキーワードの意味を知った、という人も

少なくありません。

そこで仙台では企業初期段階の負担を軽減するため、

ワンストップ起業手続きが完了できる

仕組みづくりに力を注いでいます。

細分化されていた窓口を集約し、手続き段階を削減し、

提出書類を少なくすることで、

起業へのハードルを下げることになると期待しています。

また、「社会起業」の取り組みは

仙台が最も力を入れている分野です。

社会貢献目的とするなら、株式会社より

NPO法人としてスタートするほうが手続きは簡単です。

仙台ではNPO法人認可手続きの迅速化によって、

社会起業としてのNPO法人化をサポートしています。

 

起業特区「仙台」がめざすもの

様々な取り組みを重ねてきた仙台ですが、

これまでの試みでは従業員10人以上の規模の企業は生まれず、

若者を含めた新規雇用を生み、

仙台含め東北の経済のけん引役に育った事業は

ありませんでした。

そこで昨年2017年には、仙台市民のみならず

東北全体を対象としたベンチャー企業を

集中支援するプログラム

「東北アクセラレーター2017」をスタートしました。

また、仙台は「女性活躍・社会起業のための改革拠点」に

位置付けられています。

主に「社会起業」「女性活躍」「近未来技術実証」「医療」の

取り組みを進めていますが、他の業態であっても

国家戦略特区として、国が支援する規制改革メニューを活用できます。

これまでの枠組みになかった

新しい事業スタイルを可能にし、起業家たちの

自由な発想を支援します。

 

未来の日本を担う起業家育成に取り組む仙台に要注目

様々な起業支援体制を整え、未来の起業家たちの

モチベーションを刺激する仙台。

現在ハードルが低いNPOを主体とした社会起業家や、

女性らしいしなやかさで臨機応変にかじ取りができる女性起業家など、

新しい可能性が続々と生まれています。

将来有望とみなされる企業が生まれれば、

投資を申し出るファンド他

バックアップする動きも出てくるはずです。

起業をバックアップする最も有効な策は

「きっかけ作り」と「仕組み作り」。

注力すべき支援ポイントが見え始めた

「起業特区・仙台」の今後に起業家ならずとも要注目です。

 

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スタートアップにがんばったら、

手品家仙台店で笑って、引き続きがんばろう!