仙台の朝の風物詩といえば
「仙台朝市(仙台朝市アメ横市場)」を
忘れるわけにはいきません。
JR仙台駅から徒歩5分ほどのエリアに広がる
活気あふれる広大な仙台朝市は、
パルコなどの商業施設や各ホテルからも近く、
地元民から観光客まで多くの人でにぎわっています。
三陸の魚介類をバーベキューで食べられる
人気のビアガーデン(「東四市場」の屋上)や、
朝市ラーメンや朝市コロッケなど、
話題にも事欠きません。
東日本大震災直後も市場関係者たちの必死の努力により
市民に生鮮食料を届けてきた仙台朝市は、
震災前をさらに超える大盛況ぶりを誇っています。
また、近ごろでは地元で栽培されたオーガニック野菜や、
地元野菜を使ったお総菜なども登場し注目を集めています。
この記事では仙台市民の台所を支える
仙台朝市についてご紹介させていただきます。
安全安心の地元野菜が安く買える仙台朝市!
宮城県は日本全国に名だたる食材の宝庫です。
牛タンでおなじみの「仙台牛」や
有名ケーキ店にも選ばれるハイクオリティ
「仙台いちご」がよく知られています。
しかし野菜も負けてはいません。生産量では
全国トップクラスの「みょうがたけ」「せり」
「つるむらさき」は仙台朝市でも、
質と値段の安さで大人気です。
仙台の地元野菜って?
仙台朝市の野菜を語るとき、
もう一つ忘れてはならないのが
「仙台伝統野菜」です。仙台含め宮城には、
古くから作られてきた多くの伝統野菜があります。
特に戦前から仙台で育てられてきた野菜として、
「種が現存するもの」「栽培方法が仙台独特なもの」
この二つの条件をクリアする野菜を
「仙台伝統野菜」と位置付けられています。
「仙台曲がりねぎ」「仙台白菜」「仙台長なす」
「仙台雪菜」「仙台芭蕉菜」「からとり芋」の
6つの品種が該当し、今も仙台市民の
食卓をにぎわせています。
「オーガニック栽培」に全力を挙げる宮城農業
仙台を含む宮城県においては、もっと
安全で安心できる野菜作りのため、
化学肥料や農薬の使用を減らすなどの
環境への負荷を考慮した栽培方法を推進しています。
土づくりから真のオーガニック栽培に
徹底的にこだわった地元野菜は、
いま全国からも注目されているのです。
仙台朝市ここが疑問!Q&A
はじめて仙台朝市を訪れる人たちにとって、
「営業時間」「駐車場の有無」などが気になるところ。
まず、仙台朝市は朝市といっても
夕方まで開いているお店も多いのです。
市場という名称ながらも、その実態は
商店街形式になっており、お店によって
営業時間は異なります。ただし
日曜・祝日はお休みである点は共通です。
市場の中のため駐車場はありませんが周辺に
複数のパーキングがあり、まず駐車場所には困らないでしょう。
地元野菜ほか食材あふれる仙台朝市
ご紹介した仙台朝市以外にも、「ゆりあげ港朝市」
「遠刈田温泉朝市」「こごた朝市」など
枚挙にいとまがない宮城の朝市。
特に仙台朝市は、宮城県中心地であることから
仙台含む宮城全域から地場野菜が集中します。
安価な市場価格で買える地元野菜は、
仙台市民のみならず観光客にも
喜ばれる人気商品になっています。
多くのお店が宅配便対応可能に
なっていますから、気になる
仙台の地元野菜を見つけたら
気軽に相談してみてください。
仙台市民の皆さまへ。
地産地消ということで、
夜は手品家仙台店へどうぞ。