杜の都と呼ばれる仙台は、その名の通り
緑あふれる自然豊かな町であるだけでなく、
一年を通して様々な行事が催されている、
活気がある街でもあります。
仙台の1年は、お正月の初売りで始まります。
江戸時代から行われている仙台の初売りは、
電化製品が当たることもあるという豪華な景品で有名です。
本来、あまり豪華な景品は「景品法」によって
禁止されているものの、仙台の初売りだけは
江戸時代から続く行事として、
公正取引委員会によって
特別に認められているのだそうです。
豪華な景品だけでなく、お店ごとに色々な
サプライズも用意されています。
1月2日の朝は、お気に入りのお店に是非行ってみましょう。
5月は、仙台の大通りのケヤキ並木が緑の葉をつける、
とても気持ちの良い季節です。第2日曜日に行われる
仙台国際ハーフマラソン大会は、緑の中を
1万人以上のランナーが走るイベントです。
日本だけでなく海外からの参加するランナーもいる、
国際陸上競技連盟公認のマラソン大会です。
ハーフと車いすハーフに加えて、
5㎞、2㎞の距離もあるので、
参加しやすいのではないでしょうか。
5月には、江戸時代から続いている青葉祭も催されます。
第3土曜日は宵まつりで、仙台市街に鳴り響くお囃子に合わせて、
すずめ踊りが舞踊られます。約4000人が熱く踊る姿が見られる
定禅寺通りは圧巻です。翌日の第3日曜日が本まつりです。
甲冑を付けた勇壮な武者行列や稚児行列、
豪華絢爛な山鉾巡行など、歴史絵巻を目の前で見られる行事です。
伊達の城下町らしい伝統工芸を体験できる
伊達縁(勾当台公園)や政宗公から伝わる
美食が味わえる出店も軒を並べるという
杜の市(市民公園)など、見るだけでなく
味わったり体験したりできるイベント用意されています。
七夕といえば7月7日をイメージされるかもしれませんが、
仙台七夕まつりは、本来旧暦の7月7日の行事だった
七夕の季節感を味わえるよう、中暦の
8月6日から8日の間に行われています。
仙台市内の中心部、仙台駅前から一番町通の
アーケード街にかけては、紙と竹の飾りとしては
世界一の規模といわれる豪華絢爛な
七夕飾りで埋め尽くされます。
勾当台公園のお祭り広場では短冊記入や飾りの作成体験もできます。
仙台の1年を締めくくるイベントが、
SENDAI光のページェントです。
毎年12月の上旬から大みそかまで、
仙台市中心部のケヤキ並木に灯りがともされます。
1986年に始まった当初は、約30万個の電球で照らされていましたが、
近年は60万個のLED電球が使われています。
定禅寺通りと青葉通りの160本のケヤキにともされた
灯りに照らされ、この時期の仙台は、杜の都から
光の都に変わります。
恋人と歩くもよし、家族でそぞろ歩くもよし、
1人で物思いにふけりながら歩くもよし、
年末の忙しさを忘れられる非日常な時間を味わえます。
いかがでしたか。仙台市では、独眼竜伊達政宗が治めた
仙台藩時代から続く歴史的な行事に加えて、仙台を愛する市民が始めた光のページェントのようなイベントも開催されています。元旦から大みそかまで、
1年を通して楽しめるイベントは、
眺めるだけでも楽しいですが、様々な
体験ができるのも魅力です。
是非訪れてみてください。
いつでもどうぞ仙台へ。
手品家仙台店でお待ちしております!