宮城県民なら一度は食べたことある「笹かまぼこ」。
タラなど魚のすり身を練り、笹の葉の形を整え、
串にさして焼き上げたふっくらもっちり美味しい
宮城のソウルフードです。
おかずとしても良し、お酒のおつまみとしても良し、なんでも良しの笹かまぼこですが、
笹かまぼこ屋さんも色々あり、どこのお店のが美味しいのか
悩んだ方も多いはずです。
今回は数ある笹かまぼこ屋さんから5つのお店をご紹介します。
白謙かまぼこ店
白謙かまぼこ店で1番有名な笹かまぼこは「極上笹かまぼこ」。
口コミやレビューでは、宮城県の笹かまといえば
白謙の極上笹かまぼこ!と答えてる方が多いように感じました。
極上笹かまぼこの特徴はなんといってもプリプリの歯ごたえ。
タラ、グチ、そして高級魚のキチジが使われているため、
ほんのりとした品のある甘さが口に広がります。
スタンダードな笹かまぼこですが、スタンダードだからこそ
飽きのこない、また食べたくなる笹かまぼこです。
また、梅肉を挟んだり、わさび醤油でいただいたりと
アレンジもしやすいので幅広い世代から支持されています。
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かまぼこの鐘崎
かまぼこの鐘崎で人気なのは「大漁旗」。
とにかく他の笹かまぼことは比にならないくらいの厚みが特徴的です。
かなり食べごたえがあり、満足度も高いです。
化学調味料・保存料・でんぷん・卵白無添加で素材そのままの味が楽しめます。
お値段はちょっとお高めの1枚313円(税込)。
ですが、大漁旗より少し小ぶりの「かねささ」も十分肉厚です。
かねささは1枚175円(税込)とお手頃ですので、鐘崎では定番商品となっています。
ちょっと贅沢したいときは大漁旗をおつまみに一杯どうぞ。
蒲鉾本舗 高政
高政の笹かまぼこの特徴は原材料別になっていることです。
笹かまぼこ“吉次”の原材料はタラと吉次(キチジ)
笹かまぼこ“石持”の原材料はタラと石持(グチ)
と魚の旨みの違い楽しめる通な笹かまぼこです。
また、味がしっかりとしてるためお酒とも相性が抜群です。
“吉次”“石持”の他に“蔵王”もあります。
タラのすり身に蔵王のプロセスチーズが混ざり、まろやかな味わいに。
色々な味を楽しみたい方にオススメです。
阿部蒲鉾店
阿部蒲鉾店は「笹かまぼこの名づけ親」です。
昭和の初期に当時の阿部蒲鉾店の創業者が旧伊達藩主の家紋である
「竹と雀」にちなんで「笹かまぼこ」と命名したと言われています。
定番商品は「阿部の笹かまぼこ」です。
ふっくらプリプリの食感と魚の旨みがしっかり感じられるお味が人気です。
また、阿部の笹かまぼこよりワンランク上の
「吟撰笹」も人気商品として有名です。
グチやキチジに加えて、鮮度にこだわった天然の
真鯛を使用しているため、魚の風味がさらに増しています。
阿部蒲鉾店が“これほど噛みごたえは珍しい”と一押しするほど
しっかりした噛みごたえがあるプレミアムな一品です。
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海野味よしの
こちらのお店は穴場のかまぼこ屋さんとしてご紹介します。
地元の方でも知らない方もいるかと思いますが、
一度食べたらまた食べたくなる!と熱狂的なファンのいるお店です。
海野味よしのはご夫婦で経営している小さなお店です。
化学調味料、保存料などを使用せず、ひとつひとつ丁寧に手作りしています。
定番の笹かまぼこは「海ほろ」。
備長炭炭火で一枚一枚丁寧に手焼きしています。
程よい焼き加減で表面は香ばしく、中はプリプリの絶妙な食感を生み出しています。
さらに、笹かまぼこでは珍しい「燻製笹かまぼこ」も人気です。
桜のチップで時間をかけていぶした食欲をそそる香りをお楽しみください。
お店によると、薄めにスライスして召し上がっていただくのがオススメだそうです。
いかがでしたか。
他にもご紹介しきれないほどある仙台の笹かまぼこ屋さん。
老舗のものから新店舗のものまで、お店の個性が光ります。
機会があれば食べ比べしてみたいものです。
ぜひお気に入りの笹かまぼこを見つけてくださいね。
仙台名物=マジックバー手品家仙台店の
マジックも、ご堪能ください!