宮城県と山形県は、それぞれの県庁所在地である
仙台市・山形市が隣接している、
日本全国でも珍しい場所です。
東北の横軸となる仙台と山形は、その頭文字をとって、
「仙山圏」とよばれるほど、
文化的、経済的交流の深い場所です。
そんな地理的特性を活かし、また
互いの県の交流をより一層深めるために
色々な取り組みがなされています。
その取り組みの中の一つが
「仙台・山形 春の恵みフェア」です。
「仙台・山形 春の恵みフェア」は、
仙山交流味祭せんだいネットワーク事務局の主催により、
仙台市の中心部にある勾当台公園市民広場で、
2018年6月13、14日の二日間にわたり、
両日ともに午前10時から午後4時まで開催されます。
このフェアは生産者が直接販売する産直市で、
宮城県仙台地方と山形県村山地域で生産された
農林水産加工品、野菜、果物、花木類などが
展示販売されます。
このフェアでは、仙台地域からは、
磯の香りと歯ごたえを楽しめる
ほっき貝を使ったほっき飯、
豚肉・味噌が特徴の豚汁に似た味わいの
郷土料理である仙台芋煮、
伝統の仙台みそを使ったみそでんがく、
大和町の特産品である
そば粉と地酒を使って作られている
七の森そば、その他に旬の野菜や漬物など、
村山地域からは、牛煮込みや米沢牛入りの
メンチカツ、仙台いも煮とは違う、
牛肉を使い甘めの醤油味がベースのすき焼きに似た
山形芋煮、内陸の農村部の貴重なたんぱく源となった
鯉を使った歴史のある料理・鯉のうま煮など、
両地域の特産品について、歴史にも触れながら
味わいつつ楽しむことが出来ます。
産直市なので、生産者と直接交流することができるだけでなく、
地元の方の手作りの良さ・温かさに触れることも出来ます。
この仙台・山形春の恵みフェアが開催される
勾当台公園市民広場では、土日を中心に
年間200日以上のイベントが開催されています。
勾当台公園は仙台市の都心部にあり、
市民の憩いの場、オアシスとして
親しまれている場所です。
公園へは仙台駅西口から徒歩で15分ほど、
地下鉄を利用する場合は、
南北線・勾当台公園駅から直結しており、
アクセスしやすくなっています。
公園周辺には宮城県庁や仙台市役所、
国の出先機関などが多くあります。
公園には駐輪場、駐車場も併設されているので、
小さなお子様や家族連れの方でも
訪れやすい場所となっています。
園内には、フェアが開催される市民広場がある
「にぎわいのゾーン」のほかに、
四方がヒマラヤシーダで囲まれ、
円形花壇や壁泉のある「いこいのゾーン」、
江戸時代には仙台藩の藩校「養賢堂」があった場所である
「歴史のゾーン」の三つのゾーンがあります。
仙台駅からもアクセスしやすい場所、
勾当台公園市民広場で開催される
「 仙台・山形春の恵みフェア」、まだあまり
宮城県について詳しくない方、これから
観光で仙台に行かれる方、
転勤など仕事でこれからこの地域に住む予定のある方には、
このフェアを訪れるだけで宮城県についてだけでなく
山形県についても知ることが出来ますよ。
ぜひ地元グルメを味わいながら、
地元の方と触れ合って歴史ある
仙台、山形の恵みを楽しんでみてください。
夜は、フェア会場スグ近くの
手品家仙台店へGO!